対話する。
好きなものが合致する人と話をしたい。
最近ではSNSや掲示板などを用いれば気軽に自分と好きなものが一緒の人を見つけて、話せるようにはなったが顔も見れない人では味気ない。
私は人の顔を見るという行為は苦手だし人と関わる行為自体あまりしたくないのだが、ある時人が恋しくなる。
特に良い物語を読んだときや作品と出会ったときに強く思う。
例えば私は漫画が好きでよく読むのだが、好きな漫画について一コマのセリフからキャラクターの表情や心情について話したいし色々な考えを聞いてみたい。
そして願わくば作者さんの考えを聞いてみたい。
しかし実際に生きている人間より紙の上の人間の方が興味の矛先が向いているということが私の悪いところなのだろう。
これでは話をする人なんてできるはずはない。
【ワタモテ:田村ゆり】